札幌医科大学・医学生の早期体験学習~その2

  14, 2011 10:37
少年・青年期、壮年期、老年期における心身および精神科医療での、当院のさまざまな療法に関心を持たれ実習を希望された4人の医学生を紹介いたします。
1月14日・28日の2日間、早朝から夕方まで盛りだくさんのプログラムをこなしてもらいました。
初日は皆さんとても緊張していましたが、自分達の主旨をよく理解され2日目では、表情も明るく、質問なども積極的にしたり変化が伺われました。
早速、熱意が冷めないうちに4人からレポートが届きました。ご本人達から了解を得ていますので、簡単にレポートの内容をご紹介いたします。又実習の様子も写真でご覧下さい。
地域医療連携室 小林


● 児童の精神ケアの重要性を感じたと児童精神科医を目指そうとしているA・Mさん。
目標:医療機関、福祉施設など、どのような連携を図っているのか現状を知り、医療者に求められる役割について学びたい
○家族会に参加した事で、アルコール依存症の印象が変わった。意志が弱いだけで病気になるのではない、断酒するにも家族の存在が支えになっている
○デイケア見学では、人と交流すること、楽しむ事、学ぶことなどのためたくさんのプログラムが行われている
○最後に、患者だけでなく、その周りの人たちを大切に支援している太田病院が見えた。
将来医者になったら薬に頼りすぎず、患者さん自身やその家族をきちんと見て治療の手助けをしたい

● 患者さんとのコミユニケーションを大切に精神面も支えられる医師を目指すT・Sさん
目標:医師、看護師それぞれの役割を知りチーム医療について理解を深める
○医療従事者間の情報交換が良い医療を提供する上で大切であることが実習で感じた
○精神科は明るいイメージを持っていなかったが、デイケア活動を見学し一気に払拭された。中国講座に参加し本当に楽しむ事ができた。
○居宅介護支援事業所では介護保険について学ぶことができ、医師になるには介護保険の知識の他にニュースにも注意し医療保険や医療制度の勉強をしていく
○医師の診療場面では丁寧にゆっくり説明され、自分の疾患について理解する事が大切であると、医療従事者は患者さんが社会復帰できるようになるまでサポートする事が大切なのだとわかった。

● 患者さん一人ひとりを安心させられるような医師を目指すY・Sさん
目標:実習する事で自分の目指す医師の確認を
○一番印象に残ったのはアルコール依存症の病気でした。
内観療法を受け自分を見つめなおすことで過ちに気づき立ち直ろうとしている方がいる、そこから立ち直ることの困難さを知った、家族会に参加してより理解する事ができた。
○デイケアでは楽しみながら交流を深め、ワークステーションでは社会復帰を目指す、様々な療法を学ぶことができた。

● 人生を直接サポートできるすばらしい職業だと、
親身になって治療できる精神科医師を目指すK・Tさん
目標:患者さんの心を開くための様々な療法を学び、現場の従事者の悩みや、その問題にどう向き合って行くか考えたい。
○精神科のイメージが2回の実習でくつがえされた。病院の雰囲気は明るく、患者さんから声をかけてくれた。
○家族会では会を引っ張っていくのは病院側ではなく主役は患者さんの家族です。
○アルコール症について私の中では病気という認識はなかった、家族会に参加して重い病気であることがわかりました。
○内観療法を30分体験いろいろな事を思い出す事ができた。

【早期体験学習の様子】

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↑病棟内での診療を見学     ↑医局内で名誉院長と 

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↑太田副院長の外来診療を見学  ↑内観療法課でビデオ学習

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↑全部門参加の朝の拡大会議   ↑集団療法に参加し、実習

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↑老人保健施設で自己紹介を  ↑居宅介護支援事業所にて

9 11
↑3Fデイケアで中国語講座に参加    ↑化粧療法の見学    

10 12
↑入院者から体験談を聞く(医局) ↑医局にてまとめのデスカッション


医大学生4名の体験学習レポートは、こちらをクリックしてご覧ください。

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